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帯広の整骨院が腰痛の原因を徹底解説 | 北海道帯広市 帯広駅【冨永整骨院】

帯広の整骨院が腰痛の原因を徹底解説

帯広の整骨院が腰痛の原因を徹底解説

2022/06/12

 こんにちわ、帯広の冨永整骨院です。このブログでは私の今までの経験を元に、原因や症状の解説、治療や予防の方法を書き込んでいます。治療内容等には私の主観的な意見も入っている為、絶対的なものではありませんが、できる限り皆様のお役に立てる情報をお伝えできればと思いますので、ご興味のある方はお読みいただければ幸いです。

腰痛の原因について

原因とは?

腰痛に関係する筋肉

腰痛に関係する筋肉

 今回は腰痛についての解説になります。患者様に腰痛について、良く質問を受けることがあり、普段お答えしている内容をこちらで解説させていただこうと思います。

 日常生活やお仕事、スポーツ等で、腰痛になることがあると思いますが、実は痛みの原因になるものが複数存在します。それらによって出てくる症状や痛みが微妙に違っています。腰が痛いからといって、腰だけに原因があることは意外と少なく、大抵の場合は腰以外の場所に根本的な原因があり、痛みを発生させています。当然腰回りの筋肉だけの影響で痛みが出る場合もあります。それらは重量物等を持った際に起こる、強い外力によって局所的に引き起こされるものや、スポーツ等で激しい動きの際に、筋肉の耐久値以上の力が掛かり、損傷する場合等です。しかし、持続的に繰り返される動作が多い日常生活や仕事等では、やはり腰以外の場所が原因になることが多いと思われます。まずは痛みが出た原因をしっかりと探っていくことが、根本的な痛みの解決に繋がっていきます。

腰痛の根本原因その1

根本原因に下肢が影響!?

 まずは、根本原因の一つである下肢ですが、ただ下肢と言ってしまうと、ざっくり過ぎて何処なの?となりますが、正直殆ど全部の筋肉と言っても過言ではないと思われます。しかし、その中でも影響力の大きい場所が複数あり、それを上げるとすれば、臀部、大腿部後面の筋肉(ハムストリングス)、下腿部後面の筋肉(下腿三頭筋)等になります。これらは全て筋肉の伸縮に対して連動関係があり、お互いに影響を与えます。このことから、下肢の筋肉が何らかの原因で疲れが蓄積し、硬く張りが出てくると、お互いに引っ張り合い、その牽引力が骨盤に達すると骨盤全体を下方に引き下げる力が発生します。これは常に腰回りに重りを巻き続けているのと同じ状態になるため、日常生活を普通に送っているだけで、どんどんと疲労が蓄積され、痛みへと変わっていきます。この状態は色々な原因で起こりますが、基本的には疲労の蓄積による血流不全が主な原因になります。血流不全が起こると下肢が冷えやすくなり、体を治す力が低下するため、疲労が取れずらくケガも治りにくくなったりと、悪循環が連鎖的に起こっていきます。

 普段の生活の中で血流不全になりやすい状態が一体どんなものかというと、長時間立ちっぱなしや走り回る様な事、長時間座っていたり、長時間動かないような事を行っていると、下肢に疲労が蓄積し血流不全になっていきます。当然寒い環境に長時間いる等でも同じ状態に陥ります。

 腰痛に関して、下肢の筋肉が関わってくるとは、あまり思わないと思いますが、このように下肢の血流不全により、筋肉全体が硬くなってくると、腰事態が骨盤ごと下方に引き下げられ続けることが、根本原因の一つとして大きく関わってくるため、下肢のケアを行うことは非常に重要と言えるでしょう。

腰痛の根本原因その2

脊椎の歪み、ズレとは?

 次に考えられる根本原因としては、肩の痛みでも解説しましたが、脊椎に歪みやズレが生じることで、本来はかからない持続的な牽引力が、痛みの出る部分に掛かっている可能性です。基本的に背中や腰の筋肉は、脊椎に固定されており、それらが肩甲骨や肩関節、骨盤等に向かって伸びています。これらが伸縮することで、体を動かしている訳ですが、実は人の体は止まっている時も常にどこかの筋肉は緊張状態にあり、動かしている状態と変わらない場所が、いくつも存在します。ここに腰痛の根本原因が一つ隠れいます。それは猫背と呼ばれる状態です。基本的に人は同じ姿勢を維持し続けることが難しく、疲労が蓄積されていくため、楽な体制を無意識に取ろうとします。普段の生活の中で良い姿勢状態を継続的に行うことは、非常に難しく、疲労が蓄積されてくると、体を九の字に折り曲げ、楽な姿勢を取り始めます。その体制もしばらくすると疲れてくるので、また違った体制を取り始めますが、最終的に背中を丸くする姿勢の割合が多くなっていきます。人は一日の間であらゆる筋肉を使っては休ませるを繰り返しています。しかし、脊椎に歪みやズレが生じると、ズレが生じた方向に筋肉が持続的に牽引され続けます。これにより、筋肉を休ませるという時間が取ることができずらくなり、疲労を通り越して痛みとして現れます。当然猫背になると上の図の様に、脊椎が後方に向かってズレ始めます。そうすると、ズレた脊椎に向かって皮膚や筋肉が引っ張られ、持続的な牽引力により下は腰痛が、上は肩の痛みや背中の痛みが起こってきます。これらのことからも分かる通り、脊椎の歪みやズレの改善は非常に重要な要素となります。

腰痛の根本原因その3

腰痛と内臓の関係とは?

 おそらく皆様は、腰痛で内蔵が関係しているといわれても、想像が非常にしにくいと思います。筋肉や骨と言われれば、まだ何となく想像ができるかと思いますが、内蔵が何故腰痛に関係するのか、そして内蔵がどうなると腰にどんな影響を受けるのか?それを分かりやすく解説させていただこうと思います。
 まず注目していただきたいのが、大腸と小腸になります。普段食生活や飲料類に相当気を付けている方でも、腸壁に多少の宿便がこびりついていたりします。当然この宿便が多くこびりついている方もいらっしゃいます。その状態が続くと腸自体が重たく硬くなっていき、血流や体液の循環も悪くなります。この状態になると大抵の方は便秘になっていることが多く、更に血流や体液の流れが悪くなり、腸が徐々に冷えていってしまいます。この状態になると、睡眠中に仰向けになった際に重たく冷たい腸が重力で床に向かって落ちてくるため、腸の後ろにある腹大動脈、腹大静脈を脊椎に挟む形で圧迫します。こうなってくると上下の血液循環が非常に悪くなり、腰周りの疲れがとれずらくなったり、痛めている場所が治りずらくなったりと最悪の状態に陥っていきます。更に立位時には、重たく硬くなった腸が重力により今度は骨盤に向かって落ちていきます。そうなると、骨盤が外に開き股関節、膝、足首の角度が変化し、それにより腰に負担が掛かり、痛みとして出る可能性が大きくなります。他にも腎臓が下肢の内側に影響を及ぼすことが多く、腎臓が何らかの要因で腫れていたりすると、腰部の筋肉に悪影響を及ぼし、腰痛に繋がることがあります。これらの話しに関しては、まだまだ一般的には広く周知されていることではないため、実際内蔵調整の施術を受けてみないと、分かりずらいところもあると思いますが、実際に調整を行った場合、すぐに変化が出る人が多いのも特徴となります。これらのことから腸の調整は、腰痛の根本原因の中でも非常に重要な要素となります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?今回のテーマは腰痛の原因を徹底解説でしたが、実は他にも原因となる事柄はまだまだあります。ですが、今回紹介させていただきました、三つの原因は慢性腰痛の約8~9割を占める要素を持っているため、大抵の方はこのどれかもしくは複数に該当するかと思われます。今後はこれらの原因をどうやって治療し、予防していくかを紹介していければと思っております。

本日は以上となります。長々とありがとうございました。

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