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帯広市の整骨院が「どうやって体は悪くなるの?」を解説 | 北海道帯広市 帯広駅【冨永整骨院】

帯広市の整骨院が「どうやって体は悪くなるの?」を解説

帯広市の整骨院が「どうやって体は悪くなるの?」を解説

2022/05/30

 こんにちわ、帯広の冨永整骨院です。このブログでは私の今までの経験を元に、原因や症状の解説、治療や予防の方法を書き込んでいます。治療内容等には私の主観的な意見も入っている為、絶対的なものではありませんが、できる限り皆様のお役に立てる情報をお伝えできればと思いますので、ご興味のある方はお読みいただければ幸いです。

食事と栄養バランス

日常生活の落とし穴

 今回はそもそも体ってどうやって悪くなるの?をお伝えしていこうと思います。まず基本的に体が正常(健康な状態)に生活を送っていくためのサイクルとして、食べることがまず挙げられます。しっかりとした栄養バランスが整った食事を行うことで、体に必要とされる栄養素を取り込んでいきます。ただし、暴飲暴食をして良いというわけではありません。人には一日で最低限必要な栄養量が、それぞれの栄養素別にある程度指標として存在しますが、年齢や男女によっても数値が変わってくるため、ここで詳しくは表記しませんが、お知りになりたい方は下にリンクを張っておくので、そこから確認をよろしくお願い致します。

 上記の図のように人にとって必要な栄養素は5大栄養素といわれ、これをできる限りバランスよく全て摂取することで、体を円滑に機能させることができます。これに関しても多く取ればいいというものではなく、基準となる摂取量は存在します。ですが、これはあくまで基準であり、仮にそれ以上を多少取ったとしても、大きな問題にはなりません。しかし、取りすぎると過剰摂取となり、各臓器にダメージを蓄積させていきます。逆に取らなさ過ぎると、筋肉、骨、血液、臓器、精神等に悪影響が出てくる可能性が高くなります。どちらに針が傾き過ぎても、悪影響が出やすくなる為、栄養バランスを保つことが非常に重要になってきます。

栄養の消費と蓄積

食べたら動こう!!

 次に食べたら動くとよく言われますが、動くことにより食事で摂取した栄養を消費し、体全体の循環を行っていく必要があります。中には動かなくても代謝量が高い方(筋肉量が多い方等)は食べた栄養をエネルギーとしてガンガン消費しますが、基本的には体を動かさないと、摂取した栄養を消費しきれずに、老廃物として体内の隙間に蓄積され、皮下脂肪や内臓脂肪と呼ばれるものになってきます。ある程度の脂肪は健康を維持するために必要ですが、多すぎると当然良くはなく、内科的疾患や外科的疾患に移行しやすくなります。日常生活で動いている量よりも摂取している量が多い状態が続くと、この状態に陥っていくため注意が必要です。特に40代以降から一日の活動量が年々低下していきます。しかし、食べる量が落ちる人は意外と少なく、運動量が落ちた状態で、栄養の摂取量は変わっていないことが多いです。そのため、中年になると体重の増加を経験する方が、多くなるわけです。最近体重が増え始めたと思ったり、運動量が大きく低下したと感じた方は、食事量を調整するか、運動量を増やすかを考えてみても良いかもしれません

健康状態と腸活の関係性

腸は健康にとって重要

 バランスを考えずに食事をしたり、大量に栄養を摂取しても、体を動かしてそれを消費しなかったりすると、腸の状態を悪くし、腸壁に宿便等を張り付かせていってしまいます。例え快便の方であってもそれは変わりません。腸の悪い状態が進行すあると、腸が硬くなったり冷たくなったりしていきます。その状態になると、腰痛の原因の一つになる可能性を秘めており、骨盤や膝、足首の変形にも関与する可能性が高くなってきます。他にも内臓に負担が掛かっていると、場合によっては肩や首にも影響が出てくることがあります。近年腸活等も流行っている為、色々と情報も出回っていますが、中には逆効果になるような内容も紹介されている為、正しい腸活の知識を探すのも中々大変になってきています。

 この場であまり多くご紹介することは難しのですが、腸活で重要な点を何点か伝えるとするならば、まずはしっかりと水分を取りましょう。水分に関しては水かノンカフェインのお茶を1.5~2リットル飲むようにしましょう。カフェイン入りのお茶は、嗜好品と捉えてください。

 次は炭水化物を連続して取り続けるのは控えましょう。炭水化物は腸壁にへばりつきやすいため、多く摂取し続けると、宿便を腸に多く残す結果に繋がります。

 最後は繊維を多く含んだ生野菜を取りましょう。大根やニンジン、長芋等を細かくして食べることで、腸の掃除を行うことができます。根菜類は保温効果がある野菜の為、腸の中の宿便等を綺麗にしながら、排出されやすいからです。 

 この他にも色々あり、ここで腸活に関する正しい内容を記載したいところですが、記載内容の関係上色々な方面に波風が立つ内容も含まれるため、この場での記載は控えさせていただきます。ご興味のある方は当院にご来院いただければ、腸の調整も行っておりますので、その時に合わせてお伝えできればと思います。

睡眠リズムの大切さ

寝れれば良いとは違う

 最後に規則正しい睡眠が必要になってきます。睡眠は寝ている時間の合計よりも、決まった時間に寝て決まった時間に起きることの方が重要になってきます。例えば、毎日寝る時間はバラバラだけど、8時間は寝ている人と、毎日決まった時間に寝ているけど、7時間しか寝ていない人、この二つの例を比べると、7時間の人の方が睡眠時間が少なく悪い感じがしますが、人体の構造上同じリズムで睡眠を行う方が、調子が良くなりやすく、いくら8時間9時間寝ていても、寝る時間や起きる時間がバラバラだと、いまいちすっきりとしないことが多くなりやすいです。そして、この決まった睡眠リズムも、効果を最大限に発揮する時間があります。それが、22時から深夜2時までの4時間をこのリズムの中に組み込むことです。この4時間は人体にとって最も睡眠の質が向上しやすいため、疲労の回復や傷の回復を効率よく行うことができます。体調を少しでも早く回復させたい時は、なるべくこの時間を外さないようにすることが、必要になってきます。

 睡眠時間に関しては、上記の図の様に年齢によっても必要睡眠時間が違う為、必ずしも8時間以上寝ないと駄目ということはなく、睡眠に関しては量より質の方が、重要になってくるケースが多いと思われます。これは寝具や睡眠環境にも左右されます。人生の3分の1は寝ているわけですから、寝具等にはしっかりと投資をすることをお勧めいたします。

まとめ

 上記4つの事柄のバランスが崩れることで、体調を崩しやすい状態に陥ります。そして、この三つに対して、影響を及ぼす大きな要素もあり、疲労や負傷等の身体に対して外傷性のダメージを負っている状態や、内科疾患や服用等の内面的なダメージや、身体的、精神的なストレスです。これらの要素のどれか、もしくは複数が悪影響を及ぼし、身体の循環バランスを崩す原因になっていきます。普段からのあれもこれも対策を取るのは非常に難しく、それを日常的に行える人は、統計的に日本人の3%位しかいないと言われています。だからといって何一つ対策を取らなければ、何らかの不調を来す確率も高くなる為、体調を整える努力は非常に重要と言えるでしょう。

本日は以上となります。長々とありがとうございました。

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